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PMS改善や避妊だけじゃない、ピルは更年期障害軽減にも使われている

2020年04月12日

低用量ピルは避妊や月経前症候群の改善だけに用いられているものではなく、更年期にあらわれる症状を改善するためにも用いられるのです。年齢とともに卵巣機能が低下するとホットフラッシュやイライラなどの更年期症状を起こすようになり、これが日常生活に支障が出るレベルに達してしまうと更年期障害として認定されることになります。更年期症状は閉経の前後5年間ほどに起こるものであり、45歳から55歳で起こることがほとんどだと言えるでしょう。この症状を放置することで命に危険があるわけではありませんが、イライラや身体のほてりなどが続くとつらい思いをすることになるので、治療することが大切だと言えます。つらい更年期障害に悩んでいるという場合は、低用量ピルを用いたホルモン補充療法によってホルモンバランスを整えることがおすすめです。

更年期を迎える年齢は個人差がありますが、卵巣機能は30歳頃をピークとして、徐々に衰えて閉経を迎えることになり、その前後で更年期症状があらわれるようになります。症状の度合いも人それぞれだと言うことができるのですが、とてもつらい症状で今までのような日常生活を送ることができない場合はホルモン補充療法を行ったほうが良いと言えるのです。更年期の症状は女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの減少が影響しているので、このエストロゲンを補うことで症状の改善を期待することができます。低用量ピルには女性ホルモンであるエストロゲンが含まれているので、これを服用することによって必要なホルモンを補充することができるのです。

ただし、40代に入ってから低用量ピルを飲むようになると、子宮内膜増殖症や子宮筋腫、血栓症などのリスクが高まってしまうことがあるので、低用量ピルの利用を考えている場合、まず医師に相談することが大切だと言えます。これまでにピルを利用したことがない場合や影響が出やすい病気を患っている場合、喫煙の習慣があったり肥満であったりすると、他のホルモン補充療法を利用したほうが良い場合もあるので、医療機関を受診するようにしましょう。最近はネット通販でピルを購入することができるので、独断で購入して服用することもできますが、これによって思わぬ病気を引き起こしてしまう可能性があります。医師に診察してもらってから低用量ピルによるホルモン補充療法を実施するかどうか決めるようにしてください。

更年期以降のホルモンバランスの乱れから、身体のほてりや突然訪れるイライラに対して苦しい思いをしてしまう女性は少なくありませんが、これは自分の力でコントロールできるものではありません。涼しい場所にいるはずなのにほてりが起こったり、些細なことでイライラすることが止まらなかったりすれば、大変な思いをすることになってしまうので、治療して症状を改善したいと考える人は少なくないと言えます。今までに低用量ピルを服用したことがあるのであれば、比較的副作用や他の病気を引き起こすことなくホルモン補充療法を実施することができるので、この方法による症状の改善を検討してみることがおすすめです。

低用量ピルは月経前症候群の症状を緩和するためや、避妊のためだけに用いられるものではないので、ホルモンバランスを整えたいと考えている人も利用を検討することがおすすめだと言えます。ですが、本当に服用しても大丈夫であるかどうかは、その人のこれまでの生活習慣などいくつかの要因が関係していますので、まずは医師に相談することが大切です。独断で服用すると想定外のトラブルを起こしてしまう可能性があるので、低用量ピルを用いたホルモン補充療法を行うのであれば医療機関を受診してからにしましょう。