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低用量ピル、トリキュラーの効果と副作用とは?

2020年02月26日
笑顔の女性

低用量ピルであるトリキュラーの名前を聞いたことがある人は多いはずですが、その効果や副作用までしっかりと把握できている人は少ないと言えます。ピルの効能や副作用はひとつだけではありませんので、どのようなものがあるのか知ることができていなければ、思わぬ事態を引き起こしてしまう可能性がありますので、事前に知っておくことが大切です。これからトリキュラーの処方を希望している人や、すでに処方してもらっているけれど知識不足であると感じている人は、この低用量ピルについての正しい知識を身につけるようにしてください。

低用量ピルであるトリキュラーには卵胞ホルモンと黄体ホルモンと呼ばれる2種類の女性ホルモンが含まれており、これによって様々な効果を期待することができます。主に3つの効果を期待して服用する女性が多く、避妊を希望している場合、生理周期の異常や不正出血の改善、更年期以降のホルモン補充が必要な場合に服用されることが多いです。なかでも、トリキュラーは避妊を目的としている人に処方されることが多いピルであり、これを用いることによって予期しない妊娠を防ごうとする女性が多いと言えます。

このピルを服用すると、排卵を促すホルモンの分泌が抑えられるので、排卵が抑制されると同時に、子宮内膜が変化して受精卵が着床しにくくなり、子宮頸管の粘液を変化によって精子が子宮に入りにくくなるという効果があるのです。低用量ピルに含まれる卵胞ホルモンと黄体ホルモンが脳下垂体に作用すると、卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンの分泌が抑えられるので、卵巣にある卵胞は成熟することができず、排卵が起こらなくなります。また、これらのホルモンによって子宮内膜が厚くなる効果があるので、受精卵の着床を防ぎやすくすることができるのです。トリキュラーに含まれている女性ホルモンによって、高い避妊効果を得ることができます。

低用量ピルには女性ホルモンが含まれているので、これを服用することで体内のホルモンバランスが調整されるので生理周期の異常や不正出血を改善することが可能です。更年期以降は閉経前後に女性ホルモンのバランスが乱れてしまうのですが、トリキュラーを服用すれば女性ホルモンを補充することができるので、更年期症状を緩和することができます。トリキュラーに含まれる成分によって多数の効果を期待することができますが、どの医薬品にも当てはまるように、副作用も存在していることを忘れないようにしておきましょう。

トリキュラーは低用量ピルなので、比較的副作用は少ないと言えますが、ホルモン環境が変わることで副作用が起こってしまうこともあります。不正出血や下腹部の痛み、乳房の張りや痛み、むくみや体重増加、吐き気や頭痛などが代表的な副作用だと言えますが、吐き気などの比較的軽いものだけではなく、血栓症が起こるリスクがあることも知っておく必要があります。血栓症が起きたときには、急激なむくみや突然の息切れ、激しい頭痛や手足のしびれなどを感じるので、何かしらの異常があらわれたときには直ちに服用を中断して、医療機関を受診するようにしてください。

トリキュラーには避妊効果や生理周期の異常や不正出血の改善、更年期症状の改善を期待することができますが、それと同時に副作用が起こってしまう可能性もあります。低用量ピルはとても便利なものではありますが、ときには重大な症状を引き起こしてしまうこともありますので、服用を開始する前には効果と副作用の両方を知っておく必要があるのです。医師からも説明を受けることができますが、自分でも正しい知識を積極的に身につけるようにしておきましょう。