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ピルと違い、アフターピルは避妊成功率が種類によって異なる

2020年06月08日

アフターピルはどれを服用しても同じような効果が得られると思っている人は多いものですが、実際は選んだ種類によって避妊成功率が異なるので、そのことを知っておかなければ失敗してしまう可能性があるので注意しておきましょう。ノルレボとプラノバールというアフターピルがありますが、どちらを選択するかによって成功率が異なるので、どのような違いがあるのか認識しておくことが大切です。ノルレボとプラノバールの違いを知り、自分に適しているアフターピルを利用することが、予期しない妊娠を避けるために重要だと言えます。

基本的にアフターピルは72時間以内に服用しなければ効果がないと言われていますが、72時間以内に服用したときの妊娠阻止率と妊娠率は、どちらのピルを服用するかによって異なるのです。妊娠阻止率は排卵日、つまり危険日付近での性交で妊娠を防ぐことができる確率であり、ノルレボでは85%、プラノバールでは57%の確率で妊娠を防ぐことができます。妊娠率は月経周期をまったく考慮せず、アフターピルの服用後に妊娠してしまう確率をあらわしており、ノルレボでは1.1%、プラノバールでは3.2%の確率で妊娠してしまうことがあるのです。これら2つの確率から、プラノバールよりノルレボのほうが避妊失敗率は低いと言うことができます。

ノルレボの失敗率が低いのであれば、プラノバールを選択する意味がないと感じる人もいるかもしれませんが、ノルレボはプラノバールよりも3倍ほど価格が高いというデメリットがあります。プラノバールは5,000円前後で購入できますが、ノルレボは15,000円ほどなので、アフターピルに高いお金を出すことができないという人はプラノバールを選択することになるのです。このピルは服用回数が2回であり、そのうちの1回を飲み忘れて失敗してしまう人が多いので、きちんと服用回数を守っていれば妊娠する確率を下げることができ、こちらを選択したから妊娠してしまうかもしれないと思う必要はないでしょう。

アフターピルによる避妊が成功したかどうかは消退出血と呼ばれる生理のような出血で判断することができますが、これはどちらのピルを選択したとしても早ければ数日、遅くても3週間後にはあらわれる症状です。平均は10日ほどで生理のような出血が起こるので、出血が起こった場合はアフターピルの効果があったと言うことができます。服用したアフターピルの種類に関係なく、消退出血が起こったかどうかによって妊娠を防ぐことができたかどうか判断するようにしてください。

このタイプのピルの種類はひとつだけではないので、どちらを選択したほうが良いのか迷ってしまう人も少なくありませんが、それぞれの避妊成功率や失敗率、値段などから自分にあったピルを服用するべきだと言えます。危険日に近いときに避妊に失敗してしまったときは、より高い効果があるとされているノルレボを用いるようにするなど、そのときの状況に応じて選択するピルを考えることもできるので、臨機応変に選ぶことが大切だと言えるでしょう。

どちらを選択するとしても、なるべく医療機関で診察を受けてから処方してもらうことがおすすめだと言えます。なぜなら医療機関を受診すれば、そのとき妊娠しやすい状態であるかどうか検査してもらうことができるので、もしも妊娠する可能性が高いのであれば、より避妊効果を高いものを選ぶ判断の手助けとなるのです。ほぼ妊娠する可能性がなければ安いプラノバールを進められることもありますので、病院で診察を受けることがおすすめだと言えます。想定外の妊娠が起こってしまわないようにするためにも、避妊に対する知識をしっかりと持ち、いざというときには適切な判断を行うことができるようにしてください。